ピアノレッスン〜良い指導者とは?〜

もちろん、重要な役割であるのは、当然のことで、最も影響を与える存在です!!!特に、最初に出会う先生は、その後にも大きな影響を与えます。



具体的に、良い指導者とは??


生徒を楽しませてやる気にさせる…

お母様を良い方向へ導く…

常に学び、良いレッスンを提供する…






マラソンに例えるなら、


生徒は、マラソンランナー。

指導者は、コーチ・伴走者。

お母様・ご家族は、応援団。


といったところではないでしょうか。




ランナーは、記録更新できるように、少しでも調子が上がるように、毎日練習をします。苦しい、悔しい時もあるでしょう。それでも、自分の目標があるから頑張れるのです。家族やコーチの励ましがあるから、乗り越えられるのです。





指導者は、ランナーが順調に走れるように、プログラムを準備し、指導する。一気にトレーニングさせると負傷してしまいます。それまでの経験値と、目の前のランナーの様子を見ながら、微調整する。辛い時にも一緒に伴走しながら、気持ちの上がる声かけをする。(運動にはケガがつきものなので、想像しやすいのではと思います。)優しすぎる指導も、厳しすぎる指導も、よくありません。ランナーの体質、個性に合わせた指導ができなければなりません。






応援団は、実際に走ることはできませんが、必死に走るランナーに「頑張れ〜!」と旗を振って応援することができます。(頑張っている姿を見るだけで涙が出てきますよね)またその声は、ランナーにとって大きな励みになります。ゴールをしたランナーには、どんな声かけしますか?きっと…「頑張ったね」「お疲れ様」だと思います。全力で走った後に、「もっと走りなさい!」とは言えないですよね。



もしかしたら、指導者が「ランナーはこの辺りを走りますが、辛い坂道なので、しっかり応援してあげてください」とお願いするかもしれません。






しかし、たとえ走る事が好きだった子であっても、応援もなく、良いアドバイスや指導ができないコーチしかいなかったら…記録は伸びず、夢は持てず、頑張ることはできないでしょう。もしくは、間違ったトレーニングで、体を壊してしまうかもしれません。




このバランス、互いの信頼感、指導プログラムなどが上手く回っている時、ランナーが最も力を発揮できるのだと思います。








ピアノの先生は、技術を教えるだけでは不足だらけだと思っています。生徒の心を見て、成長や変化を観察して、その子に合ったプログラム、指導、声かけをする必要があります。必ず温かな愛情を持って♡