ピアノの練習=脳を賢くする

子どもの習い事ランキングで見てみると、

ピアノなどの楽器・音楽は人気で、

毎年上位に入っていますよね!



1位・・・スイミング

2位・・・音楽教室(ピアノ等)

3位・・・英会話




難関高校、難関大学などの学生に至っては、

過半数以上がピアノなどの楽器を

立派に!演奏できるそうです。




あんなに勉強していて、

どこに練習時間があるのか?


あんなに練習していて、

どこに勉強時間があるのか?




でも実際には、

そのような人がたくさん居ます。




なぜでしょうか?




やはり、

ピアノの練習=脳のトレーニング

というべきでしょう。



楽器を弾く人は、

勉強だけしている人に比べて、

脳の中での情報整理能力が違う

のだと思います。だから、

大量の情報を集約して記憶することが可能

なのだと感じています。




ただ、正直に言うと…

レッスンには通ってるけど、

あまり練習もせず、あまり弾けない子は…

あまり勉強も得意ではない傾向にあります。



※勉強ができるできないが重要ではなく、

ピアノがどれだけ脳に影響しているか…

のお話ですので、その点ご承知おきください。




ピアノを弾くためには、

楽譜を見て…

音符を追って…

何の音か認識して…

音の長さ、リズムを把握して…

指づかいを考えながら…

鍵盤で弾いて…

強弱、曲想をつけながら…


弾けないところは、

弾けるまで繰り返し繰り返し練習したり…


メトロノームに合うように、

繰り返し繰り返し練習したり…


その他にもやってること多々………




一度にたくさんの作業をしなければ、

ピアノを弾くことはできません。

そして、上記の『練習プロセス』こそが、

大切なのではないかと思っています。




言うなれば、

たくさん練習する=脳を賢くしている

って事なんですよね!

ピアノ技術も上がって、

脳も発達して、一石二鳥!!




脳科学の有名な先生も⁈

こどもの習いごとは

ピアノだけやっておけばいい!

なんておっしゃってますよね。




私も同感です!





今の子どもたちは、

いろいろな習い事に忙しく、

中には1日に複数の習い事を

をしている子もいます…



ピアノも習ってるけど、

忙し過ぎて、練習時間が取れない。

疲れていて集中できない。

なんてことになっていないか心配です。



せっかく脳を育てていても、

体が疲れていては、うまく育ちません。



私のオススメは、

習い事は、せめて2つまでに絞り、

脳と体と心を休める余裕を作っておくこと。




それから、

脳の発達に合わせて…


最低でも、

小学校6年生までは続けた方がいいです。

情報整理能力をしっかり上げておきましょう!



良い高校に入りたいのなら

入試ギリギリまで続けることを

オススメします。

すでに脳が仕上がっていますから、

ピアノが、勉強の息抜きになります。







ただ、私から強く言いたいのは…

ピアノが脳に良いからと言って、

嫌がる子に、

無理矢理弾かせないでください!



それはかえって、

脳を萎縮させてしまいます。

心を潰してしまいます。

自己肯定感の低い子を育ててしまいます。





もし、本当に賢くて、

穏やかな子に育てたいのなら、


「弾ける子」にする前に、必ず、

「音楽を楽しめる子」に育てましょう!



小さな子がピアノを始める前なら、事前に、

お母様からの上手なアプローチなど、

うまく促してあげられるといいですよ。





私はピアノ指導者ではありますが…

ピアノだけでなく(それ以上に)

子どもの脳、心を育てたいと思っています。




だって、子どもの才能は無限ですから!

隠れた能力を引き出してあげましょう!