ブルグミュラー【天使の声】ペダル指導〜モンテッソーリ教育を取り入れて〜

低学年のペダル指導は?


当教室では、

年齢に関係なく、

足が届いたら、

(フィットペダル、M-60など使用)

練習開始〜




だって、ペダルって、ワクワクしませんか?

(ペダル技術だけでなく、ワクワクを育てるためにも早いペダルスタートをしています)




ペダルが大好きな女の子♡



いよいよ、

ブルグミュラー【天使の声】の仕上げです。



⚫︎記載されているペダル記号の

タイミングや意味を、「目と耳で確認」


⚫︎どのタイミングで、ペダルを離す、踏むのかを「自分の耳で聴きながら」調節。


⚫︎速い曲、ゆったりした曲、

それぞれ、ペダルの踏み込み方が違うこと。


⚫︎ペダルの雑音が入らないこと。などなど…





「どうしたらいいのかなぁ〜」と考えたり、


「足、見ててね」




小さい子には少し難しい?レッスンですが、

できます。その指導方法は?



↓↓ポイント↓↓


モンテッソーリ教育的に伝える。



◆説明と、実際の動きは同時にしない。

ピアノレッスンでよくある、弾きながら注意したり、見せながら説明したり…しません。



◆別々に伝える。

説明したい、見せたい部分を、細かく区分けして、ゆっくり見せること。これは、モンテッソーリ教育の基本的な指導方法です。



◆どうなってるのか、自分で分析・発見させる。分からない場合は、気づいてほしいポイントを更に絞って見せる。



◆難しいことを、難しく見せない。段階を踏んで難易度を上げていく。そうすることで、「ちょっと難しいよ〜できるかなぁ〜」と声かけすると、真剣な眼差しで観察してくれるようになります。




これまでに、「やりたい」「できる」

の心が育っていますから、

くじけることはありません!




彼女は、いつも通り、まず観察。

そして、「◯◯になってた」「ここが違う」

など、発見して、教えてくれます。



→自分で見つけたから


→ちょっとのアドバイスですぐ理解。


→すぐ練習。すぐできる!


→楽しくて楽しくて♡


→グングン成長。



ペダルの微調整もできるようになってきました。




「さあ来週は、この曲仕上げだよ〜」


「うん、わかったぁ〜」


いつものびのび、可愛い笑顔で

レッスンに来てくれます。




基本は、毎日の練習です。

彼女は、コツコツ毎日練習してきます。

しかも、「難し過ぎる曲」にも負けず、

最後は必ず仕上げてきます。





そんな、純粋な心と

お家でのお母様の上手な励ましに

毎回感激しながらレッスンしています。





発表会でも、「ペダル付きの曲がいい!」

と言ってくれました。



やりたい曲には、ペダルが無い……



「よし!どこかに入れちゃおう!」

早速、「どこに入れるの?」と興味津々♫





私「まずは、片手練習してくるよ」

「毎日、何回やろうかぁ」

「1回?10回?30回?50回??」

(5回くらいかな?と予想)




生徒「う〜〜ん、う〜ん、20回!」


お母様「えっ?全部を20回やるってこと?」



いいんです!

そのプラスの気持ちが大切なんです!





もちろん、習い始めは、

『できる目標』を立ててきました。


でも、できるようになってきたら、

『高い目標』を立てても大丈夫です。



だって、彼女の音楽と心は

ちゃんと育っていますから!!




当教室では、

「音楽」とともに「強い心」を育てます。


『強い』とは…人に対しての強い心ではなく自分の心の中だけの、自信です。



人前でも、堂々と笑顔で、

謙虚でいられるには、

自分の中での自信が必要です。

講師 〜自己紹介〜

……自己紹介……


音高、音大を卒業後、

小学校にて音楽専科、

中学校にてクラス担任を受けもつ。


小・中学校内の、心の教室相談員も担当。

併せて、カウンセリング、

児童心理学、発達心理学を学ぶ。



江口メソード、

日本こども教育センターリトミック、

かすみミュージックスクールリトミック、

黒河メソッド、

などの指導者講習受講。

その他のピアノ指導法など、

現在も全国各地で受講中。



子どもは、モンテッソーリ幼稚園卒園。

モンテッソーリ教育について学ぶ。

園内にて、

お母さんのためのモンテ学びの会を主催し、

継続的な学びを続ける。

発達障がいなどについても学ぶ。



18年前に、音楽の楽しさを伝えるためのピアノ教室を開講。3年間の子育て期間を経て、10年前からは、自分の子育て経験(失敗談&成功談)を活かした、子どものための音楽教室に。ママの子育てサポートも強化。



『音楽を通して、健やかな子どもを育てること』『子どもの習い事を通して、本当の意味での、子育ての喜び、感動を感じられるママを育てること』を目的とし、笑顔いっぱい、笑い声の絶えない音楽教室を目指している。



また、「ピアノを辞めた後でも、一生ピアノを弾き続けられる人に。音楽を心から楽しめる人にする」ため、ピアノ技術も確実に習得できるレッスンを行っている。


今年度のピアノコンクールでは、

全国大会出場2名決定。



現在、ピアノ、絶対音感トレーニング、リトミックコースの他、独自の「リトソルコース」を開講し、子どもが自ら音楽を楽しめる取り組みを行っている。


※リトソルでは…ソルフェージュ、リトミック、創作活動、作曲、連弾、合奏などを行っています。

ピアノレッスン〜良い指導者とは?〜

もちろん、重要な役割であるのは、当然のことで、最も影響を与える存在です!!!特に、最初に出会う先生は、その後にも大きな影響を与えます。



具体的に、良い指導者とは??


生徒を楽しませてやる気にさせる…

お母様を良い方向へ導く…

常に学び、良いレッスンを提供する…






マラソンに例えるなら、


生徒は、マラソンランナー。

指導者は、コーチ・伴走者。

お母様・ご家族は、応援団。


といったところではないでしょうか。




ランナーは、記録更新できるように、少しでも調子が上がるように、毎日練習をします。苦しい、悔しい時もあるでしょう。それでも、自分の目標があるから頑張れるのです。家族やコーチの励ましがあるから、乗り越えられるのです。





指導者は、ランナーが順調に走れるように、プログラムを準備し、指導する。一気にトレーニングさせると負傷してしまいます。それまでの経験値と、目の前のランナーの様子を見ながら、微調整する。辛い時にも一緒に伴走しながら、気持ちの上がる声かけをする。(運動にはケガがつきものなので、想像しやすいのではと思います。)優しすぎる指導も、厳しすぎる指導も、よくありません。ランナーの体質、個性に合わせた指導ができなければなりません。






応援団は、実際に走ることはできませんが、必死に走るランナーに「頑張れ〜!」と旗を振って応援することができます。(頑張っている姿を見るだけで涙が出てきますよね)またその声は、ランナーにとって大きな励みになります。ゴールをしたランナーには、どんな声かけしますか?きっと…「頑張ったね」「お疲れ様」だと思います。全力で走った後に、「もっと走りなさい!」とは言えないですよね。



もしかしたら、指導者が「ランナーはこの辺りを走りますが、辛い坂道なので、しっかり応援してあげてください」とお願いするかもしれません。






しかし、たとえ走る事が好きだった子であっても、応援もなく、良いアドバイスや指導ができないコーチしかいなかったら…記録は伸びず、夢は持てず、頑張ることはできないでしょう。もしくは、間違ったトレーニングで、体を壊してしまうかもしれません。




このバランス、互いの信頼感、指導プログラムなどが上手く回っている時、ランナーが最も力を発揮できるのだと思います。








ピアノの先生は、技術を教えるだけでは不足だらけだと思っています。生徒の心を見て、成長や変化を観察して、その子に合ったプログラム、指導、声かけをする必要があります。必ず温かな愛情を持って♡